日本語教師養成講座③ 実習
日本語教師養成講座シリーズです。
ずいぶん日が経ってしまいましたね。
過去のものは下記をご覧ください。
あくまでも15年ほど前の回想ですので、あしからず。
apakabar-kabarbaik.hatenablog.jp
apakabar-kabarbaik.hatenablog.jp
実習と書きましたが、実践的なことはどんなことをやったかについて書きたいと思います。
簡単に書けば文型の導入部分(さわり)の部分を10分ほどやり、
講師、受講者同士でコメントし合うといった感じです。
講師がポイントとなる文型をピックアップしているので、
担当の日が近づいてきたらら自分で予習( ^ω^)・・・。
座学の文法の際の資料を引っ張ってきてみたり、
以前紹介した「日本語文法ハンドブック」を取り出してみたり・・・。
ポイントは
・導入の場面を考える
・説明時の語彙に気を付ける
・ともかく、ちゃんとしたいわゆる「教案」を起こす(時間配分など)
・小道具や絵、配布資料を用意する(当時パワポでやろうなんて考えもつきませんでした)
私は心配性なので、台本みたいな感じになっていたと思います。
(今でもカンペは台本のようなことが書いてありますが(笑))
私は大学時代、そして暗黒の社会人時代(塾講師をやっていました!)にいろいろ叩き込まれていたので、基礎はできており、大失態ではなかったと記憶しております。
最初は練習で同じ講座の受講者や講師が学生役をやっていたのですが、
そのうち本物の外国人相手に模擬授業をやりました。
緊張はしますが、アルバイトの外国人なので、もともと日本語は上手!
初級の模擬授業は学生役の外国人が忖度してくれていたような・・・。
中級文型の模擬授業になってくると、緊張度が増します。
中級は難しい言葉を使って説明はできるものの。
初級で習った文型との違いなどを頭に叩き込んでからでないといけないのです。
自分で理解するだけでなく、相手に説明しないといけないので、難易度アップです。
現場に行ってから考えると生ぬるい模擬授業だったと思いますが、
当時はアップアップな感じでした・・・。
今はネットで検索すれば教案やイラストが出てくるので、それをうまく活用すればいいと思います!
便利な世の中になりました。