apakabar_kabarbaik’s diary

日本語教師についてのつれづれです。

中級の授業って、苦手。

こんにちは!!
久しぶりの投稿です。
お待たせしましたって、誰も待ってないか(笑)

最近中級クラスを受け持っているんですが、
詰め込みになりがちで何だかな~って、思う。

メインテキストは『みんなの日本語中級Ⅱ』。
予習前提で作られているため、新出語彙が多すぎて、その説明だけに1コマ(45分)使う。



みんなの日本語中級II本冊

みんなの日本語中級II本冊

  • 発売日: 2012/04/10
  • メディア: ペーパーバック



2ページぐらいの読み物を読むのに50~60個の新出語彙がある。

ネパール人が英語訳の語彙本を持っていても、英語が難しすぎて真面目な学生でも予習も限界がある。

そもそもアルバイトで予習なんてやって来ないし。

テキストの前提条件からガラガラ~って崩れているんだけどな。

本文の理解の助けになるはずの活動も無茶ぶりがひどくて困る。

「管楽器にはどんなものがありますか」
・・・私(教師)は子どもがトランペットを習っているのでこの話題は好きだけれど、学生は1mmも興味がなさそう。

「よく働くアリだけの集団をつくってみても、必ずしも理想的な組織にならないという現象はビジネスとスポーツではどのようなところで見られますか」
・・・某プロ野球球団しか思い浮かばないんだけど!?

このテキストは在日のミドルからシニアの社会人向けなのかな~って感じます。

来年度、テキストかわってくれないかな。
テキストがかわったらかわったらで教える方も勉強し直しで大変だけど(^-^;

日本語学校 ♯日本語教師 ♯みんなの日本語中級Ⅱ