中級の教科書が変わるそうな。
以前、中級の教科書(『みんなの日本語中級Ⅱ)が使いにくいぞと愚痴を言った気がするのですが、
(以下参照)
apakabar-kabarbaik.hatenablog.jp
勤務先の主任の先生にアピールしたところ、同じことを思っている講師が多かったらしく、教科書が変わることになりました★
新しい教科書は『中級を学ぼう』です。
早速自腹で教科書を買い、パラパラ見ていたのですが、
シンプルで使いやすそうです!
新年度が楽しみです。
とは言っても、コロナで新入生が来ないので、
授業は週2⇒週1に減。
息子が小学生に上がるので、慣れるまではこのペースでもいいけれど、
このままだとマズいぞ、私。
はやく新入生が来られるような世の中にならないかな~。
スタートで足踏み
日本語教師を始めてブランクを含めないで8年ぐらいたちますが、
スタート地点からスタートできていない気がして仕方がありません。
出産前後の特に4年のブランクは辛かった・・・。
それまでやってきた感覚が全部抜け落ちていた感じで、
模擬授業をやったときダメダメで自分でもびっくりしました(笑)
復帰してから3年ほどたちますが、中級にはまだまだ慣れず、
常にいっぱいいっぱいな感じ。
世の中はいつの間にかICTが進んでいて、
学校の環境と、学生の生活習慣と、私の生活スタイルとで、
学習方法が合っていない気がしてモヤモヤ( ^ω^)・・・。
授業中に教えたことが学生に伝わっていない気がして、
日本語を身に着けさせるにはどうしたらいいのかモヤモヤ( ^ω^)・・・
一緒にスタート地点に立ったはずの仲間たちが、
気付けば成果を残してキャリアアップしているのを横目に、
私はまだまだとある小さな日本語学校の非常勤講師でしかありません。
長期休みやコロナで仕事がいつ吹っ飛ぶか分からない不安定な立場。
普通にスーパーやレストランにパートに行った方が稼げるんじゃないかと思ったり。
子どもがもうすぐ小学校に行くのはいいけれど、
(表上の)勤務時間が短すぎて、学童にも入れられない。
夏休みも預け先がない。
幼稚園では夏休み中も預け保育があったのに。
余計働く上での制限がきつくなる気がして、それもモヤモヤ。
ステップアップのために進学したいなと思っても、
自由に使えるお金と時間がないもやもや。
家なんて買わなければよかった~。
(家を買うために、私の貯金の一部も頭金にしたのです)
コロナの特別給付金の10万円はまだ1円も使っていないけれど、
10万円で何ができるんだ~っ。
無意味に毎日求人サイトを探しているけれど、このコロナ禍で、
都合よく今の条件よりいいところが見つかるわけがない。
このモヤモヤを吐き出したくても、吐き出せる場所すらない。
なんだか泣けてきます。
私がもう少し器用に立ち回れていたら、こんなに悩まなくていいのかもしれません。
四谷大塚の教材
日本語教師になる前の昔々、
塾で講師をしていた時期がありました。
(体育会系なノリが合わなくてすぐやめた(>_<) )
そこで中学受験の国語と社会を教えておりました。
中学受験で有名な「四谷大塚」の教材を使っていたのですが、そのエッセンス、今の仕事にも生かせないかなって思うんです。
ここでは国語に絞ってお話します。
読解ですが、小4のときの簡単めから1週間に2~3題ずつ解いていきます。
物語文、説明文、詩など・・・
これを螺旋状に何回も解いていき、小6の最後には高校受験並の読解力がついています。
ちゃんと毎回「このタイプはこんなキーワードに気をつけましょう」みたいな説明はついていたと思います。忘れた頃に同じようなことが書いてあるんです。
私も国語は苦手科目ではありませんが、中学受験の難関校の問題はちょっと本気にならないと解けない。
「○○字以内で説明しなさい」問題はどのくらい部分点がもらえているのか、自信がありません。
スモールステップで、お子ちゃまが大人の思考力を身に付けていくんですね。
慣用句とかことわざとか文法も螺旋状に何回も出てくるように、読解問題と並行して出てきます。
4年生では基本的な慣用句やことわざ、文法など。
5年生では4年生で習ったことを復習しながら+α
6年生ではそれまでの復習+α
重要なことは繰り返し復習復習して定着させていきます!
もっといえば、受験勉強に入る前のプレ段階(3年生以下)でも、慣用句やことわざ、文法等さわりで触れています。
難しいことを難しいと思わせない講師側の手腕も問われます。
勤務校では「大人が相手」のスタンスで、1回教えたことの復習と反復は本人に任せるスタンスですが、もう少し全体で同じことを復習する方が底上げできるのかも・・・と思う今日この頃。
まぁ、勉強面の自立性からいったら、小学生レベルだと思って教えた方がいいのかも・・・。
※決して学習者の人格を否定するものではないので、ご理解ください。
中級の授業って、苦手。
こんにちは!!
久しぶりの投稿です。
お待たせしましたって、誰も待ってないか(笑)
最近中級クラスを受け持っているんですが、
詰め込みになりがちで何だかな~って、思う。
メインテキストは『みんなの日本語中級Ⅱ』。
予習前提で作られているため、新出語彙が多すぎて、その説明だけに1コマ(45分)使う。
2ページぐらいの読み物を読むのに50~60個の新出語彙がある。
ネパール人が英語訳の語彙本を持っていても、英語が難しすぎて真面目な学生でも予習も限界がある。
そもそもアルバイトで予習なんてやって来ないし。
テキストの前提条件からガラガラ~って崩れているんだけどな。
本文の理解の助けになるはずの活動も無茶ぶりがひどくて困る。
「管楽器にはどんなものがありますか」
・・・私(教師)は子どもがトランペットを習っているのでこの話題は好きだけれど、学生は1mmも興味がなさそう。
「よく働くアリだけの集団をつくってみても、必ずしも理想的な組織にならないという現象はビジネスとスポーツではどのようなところで見られますか」
・・・某プロ野球球団しか思い浮かばないんだけど!?
このテキストは在日のミドルからシニアの社会人向けなのかな~って感じます。
来年度、テキストかわってくれないかな。
テキストがかわったらかわったらで教える方も勉強し直しで大変だけど(^-^;
タイ派遣まで 事前研修エトセトラ①
みなさん、こんにちは。
私は1年弱タイに派遣されたのですが、その前に事前研修を受けました。
そのときの内容については前回のブログをご覧ください。
apakabar-kabarbaik.hatenablog.jp
さて、今回は事前研修エトセトラ①です。
今日は、研修内の施設の案内(うろ覚え)です。
①宿泊した部屋
ビジネスホテルのような部屋で、一人部屋で部屋の中にトイレ、お風呂がありました。
トイレとお風呂が別になっていたかは・・・忘れた(笑)
②食堂
大学の学食のようなイメージ。
ハラールかどうかの表記もありました。
③カラオケルーム
1台カラオケの機器があって、それをみんなで共用する感じ。
今のご時世だと考えられないですね~。
我らが調子に乗りすぎて、その後使用禁止になったとか。
③テニスコート
研修終了後、1時間くらい遊びました。
鬼コーチとそのしごきを受ける生徒みたいな謎の設定付きで。
③ホールのような広い場所
全体で話を聞くときに入ったような・・・。
でも、30人かそこらしかいないのに、そんなに部屋が広かったかどうかも自信がない。
④教室いくつか
⑤パソコンルーム
何台かありました。
今みたいにスマホはなかったので、課題をやったり、インターネットをやりたかったりするときに使いました。
基本的に平日の4時までが研修で、そのあと自由時間でした。
期間は2週間。
さて、次の回では施設外に遊びに行った時の思い出についてです。
タイ派遣まで 事前研修①
※10年以上前の回想です。
記憶の正確さには自信を持ちかねます。
さて、無事に試験に合格した私。
2週間ほどある埼玉某所での事前研修に参加しました。
30人ほどのメンバーでしたが、それぞれみんなキャラが濃い!!
派遣される国はフィリピン、タイ、シンガポール・・・といった主に東南アジアの国々です。
私はちなみにタイに派遣されることに決まっていました。
事前研修①は覚えている範囲でまじめな話。
どんなことをやったかについてです。
①事務的な話
条件とか、派遣先はどこかとか、注意点とか。
保険の話等々。
我々タイ派遣組は研修の後半にならないと派遣先が分からないというトラブルもありましたが(笑)
他の国はどこに派遣か最初に分かったのにぃ~。
②座学
異文化交流の話があったような・・・。
ヤシの木の話はよく覚えています。
自分のメンタルをヤシの木に例えてました。
ヤシの木が折れるまで頑張ってはダメ!!って話。
あとは、習ったことがない語学で直接法の授業を受けるとこんな感じとか。
(実際に韓国語で授業を受けました)
また、非母語話者の日本語の先生とグループになってチームティーチングの練習をしました。
他にもいろいろあった気がするのに、全然覚えていない!!
付箋を使ったワークショップもしました。
あとは派遣される国の文化とか、便利なサイトの紹介とか。
エリンの紹介もあったなぁ。
この事前研修はすごくゆる~い感じだったので、
若者たちは物足りず、
研修では適当に手を抜き、
研修エトセトラに力を入れるのでした・・・。
夜更かしは日常茶飯事!!
朝は眠い目をこすりこすり・・・。
研修エトセトラに力を入れすぎ、
研修時に事務方に全体説教を食らうなんてこともあったなぁ。
まぁ、この時に会って以来のメンバーもたくさんいるのですが、
先日このときのメンツ15人ほどでzoom飲み会をしました。
同じ釜の飯を食った仲間のつながりは細く緩くても続いているのでした。
次回は事前研修エトセトラについてです。
2020 日本語教育能力試験 申し込み
見づらいですが、7月20日申し込み開始ですね~。
今年受験される皆様、ファイト☆
ところで、私の日本語教育能力試験体験記も是非お読みください。
apakabar-kabarbaik.hatenablog.jp
♯日本語教育 ♯就活 ♯資格試験