日本語教育能力試験のこと
みなさん、こんにちは。
日本語教師の登竜門?「日本語教育能力試験」の申し込み時期ですが、
コロナの影響で申し込み開始が延期されていますね。
毎年10月に行われるこの試験ですが、
日本語教師になるための基礎が身についているという証明になります。
ただ、合格率は25%程度(年によって異なる)という、なかなか厄介なものです。
この試験の受験要綱については、こちらのHPをご覧ください。
詳しい出題範囲の説明は専門家の方にお任せしたいと思います。
ここではどんな風に勉強したかの方法論を時系列に記していきますね。
1.試験範囲全体を知るために、養成講座のテキスト全てをななめよみ。(4月~)
時間がなければここは飛ばして問題演習をしまくったほうが良いのかも。
2.調音点を完璧に覚える。(6月ぐらい?)
「この発音は口の中がどうなっていて発音されているのか」といった問題を解くのに必須知識です。これを丸覚えしないことには音声問題の演習に入れません。
3.傾向と対策本を解いてみる(7月ぐらい?)
この時点では自力で解けなくても大丈夫。「こんな問題が出るんだ~」と確認。短期で仕上げたいなら、これを1番に持ってきたら理解の現在地が分かって、効率よく学習計画を立てられるかもしれません。
確かこのシリーズにお世話になったような・・・。
4.音声問題に慣れる
通勤中にCDを聞いていました。これはかなり効果がありました。
ただ、私のへっぽこ頭では何を聞いてたのか詳しくは思い出せず。
過去問だったり、練習問題だったり、「この調音点ではこの音声」というような説明付きのものだったり・・・。
ご自身の習熟度にふさわしいものを少しずつ聞いていき、9月ごろには本番の練習となるようなものを聞けばいいのでは?
5.問題演習をしまくる。総合的な演習テキスト目標3回転!!!(夏~)
個人的には繰り返しこれをやりまくって知識を詰め込めば合格すると思います。
目標3回転と書いたのですが、実際には2回しかできなかった私・・・。
テキスト演習を始めるのが遅すぎました。(確か夏ぐらい?)
確か、使ったテキストはこのシリーズ↓
9月ぐらいから養成講座の日本語能力試験対策講座で使ったテキストでした。
私のイチオシテキストです。
各単元ごとに概要の解説文が載っていて、あと一問一答、問題演習だったような…。
記憶があいまいなので、少し違った構成だったかもしれません。
夏ぐらいまでに2回転ぐらいやって、秋に仕上げでもう一度できたら完璧だと思います。
5.過去問を解く(9月~)
3年分くらいは解いたと思います。
過去問を解く段階で、合格ラインぐらい取れるようになれば、自信がつくと思います。
私の学習スタイルとして、
・あまり手を広げすぎず、同じことを何度もやりまくる。
・問題を解いて間違いがあったら、答えを見て終わるだけでなく、自分がいつも使っている基本の解説本か解説文に戻って、振り返る。
・理想としては何日かあとに間違えた問題だけやり直してみる。
という、超基本スタイルがあります。
さぁ、試験合格を目指す皆さん、頑張ってください♪
桜が咲くことを祈っております。
気合を入れて書いたこのつぶやきが、役に立てば幸いです。